“銃声”のいろいろな読み方と例文
旧字:銃聲
読み方割合
じゅうせい77.8%
じうせい22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ときどき、おもしたように、あちらから、銃声じゅうせいがきこえなかったなら、戦地せんちにいるということをわすれるくらいでした。
戦友 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ピストルの音は一ぱつだけではなかった。つづけざまに、五発の銃声じゅうせい夕空ゆうぞらにこだまして、まち静寂せいじゃくをやぶった。
沙立ちて銃声じうせいおこる一群いちぐんの支那兵わしる蒙古狗もうこいぬ吠ゆ
森の奥より銃声じうせい聞ゆ
一握の砂 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)