“街”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まち78.8%
ちまた11.3%
がい4.2%
ストリート1.3%
アヴェニウ0.8%
ガーデ0.4%
ガアド0.4%
とほ0.4%
とほり0.4%
カツ0.4%
ガタン0.4%
シアリ0.4%
シュトラッセ0.4%
ロウド0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、あたりはしずかであって、ただ、とおまちかどがる荷車にぐるまのわだちのおとが、ゆめのようにながれてこえてくるばかりであります。
花と人の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
こはかれが家の庭を流れてかのちまたを貫くものとは異なり、遠き大川より引きし水道のたぐいゆえ、幅は三尺に足らねど深ければ水層みずかさ多く
わかれ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
ぼくのそのころ、チェジルストウの家をひきはらって、ロンドンのポートランドがいにもどっていた。部屋へやをかりてすんでいたんだ。
一回だけ見たのでもそれはステートストリートと機関車のすすを洗いおとすに足りる。わたしはそれを「神のしずく」と名づけようと提議する。
インデアナの西隣り、イリノイ州市俄古のミシガンアヴェニウに面した、パアク・メエナアの貸間館アパアトメント地下室にあるカフエだった。
斧を持った夫人の像 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
バーゲルスガーデかどの時計店ナアゲルで、伯爵夫人イェルヴァが、自分で身分柄にも似ず、縦十インチ幅八インチくらいの真鍮しんちゅうの安物の歌いオルゴール時計を買った。
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) / 橘外男(著)
ヘルゴランズガアドをちょっと這入った横町に、古道具店——とより屑屋くずやといったほうが適確なレクトル・エケクランツの家がある。
踊る地平線:05 白夜幻想曲 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
ネフスキイとほりを微行で歩く。今上陛下がお通りになつた。まちぢゆうの者が帽子を脱つたのでおれも同じやうにしたけれど、おれが西班牙の王樣だといふことは氣振りにも見せなかつた。
狂人日記 (旧字旧仮名) / ニコライ・ゴーゴリ(著)
行き行きて車はこの小路の尽頭はづれを北に折れ、やや広きとほりでしを、わづかに走りて又西にり、その南側の半程なかほど箕輪みのわしるしたる軒燈のきラムプを掲げて、剡竹そぎだけを飾れる門構もんがまへの内に挽入ひきいれたり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
語尾にガタンとついているのが瑞典スエーデン語、おなじく何なにカツとあるのが、芬蘭土フィンランド語で、地図も看板もそのとおりだから、旅行者はすくなからず魔誤々々まごまごしてしまう。
踊る地平線:05 白夜幻想曲 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
語尾にガタンとついているのが瑞典スエーデン語、おなじく何なにカツとあるのが、芬蘭土フィンランド語で、地図も看板もそのとおりだから、旅行者はすくなからず魔誤々々まごまごしてしまう。
踊る地平線:05 白夜幻想曲 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
がら・がら・がら・がら——焼けた敷石に車輪を鳴らして、僕らはいま、あらびっくで何々シアリ—— Sharieh ——と呼ばれる大通りを走らせている。
ベルリン市ケニゲルグラッツェルシュトラッセ七〇番。
戦雲を駆る女怪 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
カマアシャルロウドあたりの店員か下級事務員どころと踏んだ。
女肉を料理する男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)