“まち”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:マチ
語句割合
44.4%
21.0%
14.0%
5.4%
市街4.6%
街路2.6%
0.9%
0.9%
街上0.6%
0.4%
市中0.4%
0.4%
都会0.4%
都市0.4%
都會0.4%
街頭0.2%
0.2%
街衢0.2%
城下0.2%
市井0.2%
万知0.1%
条坊0.1%
0.1%
城市0.1%
満知0.1%
万千0.1%
倫敦0.1%
城中0.1%
城街0.1%
城郭0.1%
小区0.1%
巷都0.1%
市府0.1%
往来0.1%
燐寸0.1%
花街0.1%
街坊0.1%
0.1%
0.1%
首都0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、海蔵さんがいいました。そばにてみると、それはこの附近土地っている、とった地主であることがわかりました。
牛をつないだ椿の木 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
やがて人々の出て行く気配があり、馬の馳け去るの音がの外に消えました。しばらくして奥さんがひとり静かに戻つて来ました。
亜剌比亜人エルアフイ (新字旧仮名) / 犬養健(著)
大鷲神社の傍の田甫の白鷺が、一羽ち二羽起ち三羽立つと、明日のの売場に新らしく掛けた小屋から二三の人が現われた。
今戸心中 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)
二十六夜というのはどんなものか、なにかの参考のために見て置くのもよかろうと思ったので、涼みがてらに宵から出かけた。
月の夜がたり (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
日出雄や、あのふにえるえておいでかえ。』と住馴れし子ープルス市街東南ゆるすと、日出雄少年
多くの市民は乗るものもなく、皆徒歩で立退いたという話をした。それらの人達が夜の街路に続いて、明方まで絶えなかったという話をした。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
それらをなき柴木のもとにあつめよ、我は最初守護の神をバーティスタに變へしの者なりき、かれこれがために 一四二—一四四
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
同じに王と同姓の給諌の職にいる者がいた。王侍御の家とは家の数で十三、四軒隔っていたが、はじめから仲がわるかった。
小翠 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
街上へ出ては、若い男を誘つて來て、死骸の妻と會食させながら、「おのれ姦夫。」といつたやうに、その若い男に飛び付いて殺戮するのを例とした。
奇怪な客 (旧字旧仮名) / 正宗白鳥(著)
「ただこうしてから板目の肌に現われた模様を見ていたところでは、その地鉄がなんとなく弱々しいけれど、よくよく見れば潤いがあって、どことなしに強いところがある」
大菩薩峠:14 お銀様の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
今日は三十患者ければ、明日は三十五る、明後日は四十つてく、毎日毎月同事繰返し、打續けてはくものゝ、市中死亡者してじぬ。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
むかし孔子に子貢が問いけるは、殷の法に灰をに棄つる者を刖罪に処せるは苛酷に過ぎぬか、と。
神社合祀に関する意見 (新字新仮名) / 南方熊楠(著)
都会の方から笛の音がした。按摩の流す笛であった。
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
都市に住むあなたたちに私はどうして語ろう
人馬のにひ妻 (新字新仮名) / ロード・ダンセイニ(著)
ヴイタミンAの不足から來る奴です——よく都會ぢや、田舍の人は健康だ、丈夫だ、と云つて、何かのお説教の材料にまでしてゐますが、僕が醫者になつて歸つて來て
続生活の探求 (旧字旧仮名) / 島木健作(著)
……実はこちらにつ前にちょっと人伝てに聞いた話では、何でも、やはりの小路あたりで大納言様の囲い者になっているらしく、まあ、きらびやかな唐織の着物でも着せられて
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
自動車は十二時過ぎの夜半の街衢を千束町の電車停留所を左にし、合羽橋菊屋橋を過ぎて御徒町に出で、更に三筋町の赤い電灯に向って疾走して行きました。
陳情書 (新字新仮名) / 西尾正(著)
左は湖水、右は榠櫨畑、その上に月が懸かっていた。諏訪因幡守三万石の城は、石垣高く湖水へ突き出し、その南手に聳えていた。城下燈火は見えていたが、そのどよめきは聞えなかった。
大捕物仙人壺 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
集合体の当然な姿勢として、多数が一つ個性にかたまるまでのしばらくの間は、ただがやがやと立ち騒いで、武蔵を遠巻きにしながら口々にり、中には、市井のならずものみたいに
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
蘭軒の女は天津智貌万知の五人で、長は第三女であつた。長の夫は棠軒の親類書に「御先手井手内蔵組与力井戸応助」と云つてある。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
十一月十日に蘭軒の幼女万知が歿した。母は側室佐藤氏である。先霊名録に覚心禅童女の法諡が載せてある。恐くは生後ならずして夭したのであらう。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
お館の西側をグルリと廻わり跡部大炊の邸へ出、それを北へドンドン行くと突き当たったところに小山田邸、ここが条坊の外れである。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
館を囲繞しやや南寄りに甲府の条坊が出来ていた。東西五百三十間南北九百二間というのがすなわち条坊の総面積で、諸将の邸宅もここにあった。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
明日まで待ってみてはという夫人のすすめには耳も借さずに、彼はすぐさまへ出かけて行った。
昨日の晩方から熱が出たので、今朝は夜が明けるのも待ち兼ねるようにしてへ急ぎの使を出して、ある有名な醫者を迎えにやった。その醫者の到着を待っているところなのであった。
北京と聞いては、矢もたてもありませんや。あの有名な大名府城市。ああ行ってみてえ……」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
とかく、君の悪い癖で、出場というと、すぐ自分を売り込みたがるが、短気、お喋舌悪酒、暴力好き、一つも取りはありはしない。ましてこんどの行くさきは北京第一の城市
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「ああありました、満知姫様といいます」どうしたのか左内はこの言葉をいうと、妙に憂鬱の顔をした。
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「武元殿の妾腹の姫よ。満知姫様と申し上げるお方だ。……せがれ、左内の婚約のだ」
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
万千子は? さつきゐましたね」
(新字旧仮名) / 岸田国士(著)
復活祭の議會のお休みが濟みますと、先頃ミルコオトの議員にお選ばれになつたジョオジ・リン卿は倫敦へいらして、議席にお着きにならなくてはなりますまい。
時に兄の利吒托鉢なしてを得んと城中に入りしが、生憎布施するものもなかりければ空鉢をもてらんとしけるが、にて弟に行遇ひたり。
印度の古話 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
「ここからひがしに、東昌府、東平府の二城市がある。ゆたかな城街だが、かつてわれらもそこだけは侵したことがない」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そのはまだ一度も通ったことのない路であった。そして、ある城郭へいったが、そこは帝王のいる都のようであった。
考城隍 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
私は落合川に架したみなかばしと云うのを渡って、私や尾崎さんの住んでいた小区へ来ると、この地味な作家をい出すのだ。いい作品と云うものは一度読めば恋よりも憶い出が苦しい。
落合町山川記 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
巷都を圧す静寂の奥に、しんしんと底唸りをんでいるかに思われる。
アルゼリヤでブリダアといふ市府ても怠惰ることがき、道樂をしてることが好きといふ次第である。
怠惰屋の弟子入り (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
というて、往来で遊ばせるのはあぶない。ことに、このごろのように石やが飛んで、何どき騒ぎが持ち上がらんともわからんときに、餓鬼どもを道路で遊ばせておくのは、よろしくないでな。
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)
刻莨の三銭がとこよ、今度アくにゃア二つと燐寸まで買ってかねえじゃア追付かねえ、これで割前勘定だった日にゃア目も当てられねえてえことよ
道中悪にかどわかされて、そこへ、捨て売りにされただけに、素人くさいのと、武家出の女という事が、酉兵衛の心をうごかした。金で、花街から抜くとすぐ、中禅寺の乾分の家にあずけて、時折
無宿人国記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
支那の万暦年中、毘陵猿曳乞児があって、日々一れて、街坊に往き、それに技をさして銭を貰っていたが、数年の後にその金が集まって五六両になった。
義猴記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
その高いれた内股にひびが切れて、風呂に入るとこれにひどくしみて痛むのもつらかった。
新年雑俎 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
彼は瞳を凝らして三頭から鋩子先、物打ち、かさね、と上下に見直してみたが、見れば見るほど、青江、それも為次どころの比較的あたらしい作とし観じられない。
寛永相合傘 (新字新仮名) / 林不忘(著)
父の意見で最も健実な勤め口だという裁判事務を見習うために県の首都へ送られたが、裁判所へは行かずに父の意見にいて軍隊へ入ってしまい、勝手に父のへ軍服を買う金を請求してよこした。