“榠櫨”の読み方と例文
読み方割合
かりん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
左は湖水、右は榠櫨かりん畑、その上に月が懸かっていた。諏訪因幡守三万石の城は、石垣高く湖水へ突き出し、その南手に聳えていた。城下まち燈火ともしびは見えていたが、そのどよめきは聞えなかった。
大捕物仙人壺 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)