“道樂”の読み方と例文
新字:道楽
読み方割合
だうらく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところこのアルゼリヤこくうちでブリダアといふ市府まちひとわけても怠惰なまけることがき、道樂だうらくをしておくることが好きといふ次第である。
怠惰屋の弟子入り (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
氣樂きらくでは不可いけません。道樂だうらく出來できるものなら、二十ねんも三十ねん雲水うんすゐをしてくるしむものはありません」と宜道ぎだうつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
これから一つになつてたいまゝの道樂だうらくなりなになりおつくしなされ、ういくら此子このこしいとつてもかへことでは御座ござんせぬぞ、かへしはしませぬぞとねんして
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)