“素人”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しろうと94.2%
しろと2.7%
しらうと1.2%
アマチュア1.2%
アマチュアー0.2%
アマトウル0.2%
アマトウール0.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“素人”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語6.3%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆2.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「おれは素人しろうとでわからねえが、どうして水が漏ったのだろう。やっぱり底がいたんでいたのかな」と、半七は云った。
素人しろうとの熱心な飼育家も多く輩出はいしゅつした。育てた美魚を競って品評会や、美魚の番附ばんづけを作ったりした。
金魚撩乱 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
「をツさん、また詰まつてるな。素人しろとの煙草呑みはこれやさかいな。」と、俯いて紙捻こよりを拵へ、丁寧に煙管の掃除を始めた。
鱧の皮 (新字旧仮名) / 上司小剣(著)
「をツさん、また詰まつてるな。素人しろとの煙草呑みはこれやさかいな。」と、俯いて紙捻こよりを拵へ、丁寧に煙管の掃除を始めた。
鱧の皮 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
——とにかく、将棋もしまひには素人しらうと八段といふところまで進み、将棋界として忘れてはならない恩人であつた。
駒台の発案者 (新字旧仮名) / 関根金次郎(著)
仏蘭西フランスの女は素人しらうとでさへはらむことが無いのに、なぜキキイがはらんだんだらう。」
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
探検の素人アマチュアが書いたものだとみえ、いたるところに意外な叙述があり、微笑ましいかぎりだった。
南極記 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
岩魚は戸隠山中でもそう容易には口に這入らない。岩魚釣を専門にしている、さる農家の老人をひとり知っているが、その他に所謂素人アマチュアで、ひそかに釣に出るような人もある。
月夜のあとさき (新字新仮名) / 津村信夫(著)
ただ、彼の場合は、その最晩年作とおもわれるものを見ても、どこかに、素人アマチュアーらしい稚拙はあって、決して、職業画家の陥りやすい匠気や俗技を帯びていないところに、特長がある。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかし、こういう問題は、専門美術史家にとっても、まだ確説をみないむずかしい研究で、われわれ素人アマチュアー鑑画の立場からいえば、しいて、武蔵は誰に師事したとか、その画系は誰に依るという追究はそう重要なことではない。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「叔父さんのは素人アマトウルの研究だから一層興味が深いんでしょう。」
恩人 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
僕は滞仏中、劇場はもとより、色々な芸術的団体に接近する機会も少くありませんでしたが、少数の「先駆芸術団体」を除いては、一般公衆の、言ひ換へれば、素人アマトウールの「芸術研究団体」といふものがあるのを聞きませんでした。
二つの答 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)