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素人
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しらうと
ふりがな文庫
“
素人
(
しらうと
)” の例文
『なア
水谷君
(
みづたにくん
)
、
素人
(
しらうと
)
はこれだから
困
(
こま
)
る。
此
(
この
)
どうも
何
(
なに
)
も
出
(
で
)
なくツても、
貝層
(
かひそう
)
の
好
(
い
)
い
具合
(
ぐあひ
)
なんて
無
(
な
)
いね。
斯
(
か
)
うして
唯
(
たゞ
)
掘
(
ほ
)
つて
居
(
ゐ
)
ても
好
(
い
)
い
心持
(
こゝろもち
)
だねえ』と
僕
(
ぼく
)
は
言
(
い
)
ふ。
探検実記 地中の秘密:20 大森貝塚の発掘
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
とにかく、将棋もしまひには
素人
(
しらうと
)
八段といふところまで進み、将棋界として忘れてはならない恩人であつた。
駒台の発案者
(新字旧仮名)
/
関根金次郎
(著)
絵は無論
仕上
(
しあが
)
つてゐないものだらう。けれども
何処
(
どこ
)
も
彼所
(
かしこ
)
も万遍なく絵の具が
塗
(
ぬ
)
つてあるから、
素人
(
しらうと
)
の三四郎が見ると、中々立派である。
旨
(
うま
)
いか
無味
(
まづ
)
いか無論
分
(
わか
)
らない。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
揚物
(
あげもの
)
が
解
(
わか
)
るか、
揚物
(
あげもの
)
てえと
素人
(
しらうと
)
は
天麩羅
(
てんぷら
)
だと思ふだらうが、
長
(
なげ
)
えのを
漸々
(
だん/″\
)
詰
(
つ
)
めたのを
揚物
(
あげもの
)
てえのだ、それから早く
掛物
(
かけもの
)
を出して見せなよ、
破
(
やぶ
)
きアしねえからお見せなせえ
にゆう
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
乾葡萄を
選
(
ゑら
)
んだり、
藥味
(
やくみ
)
を磨つたり、クリスマスケイクを捏ねたり、ミンスパイの材料を
刻
(
きざ
)
んだり、それからあなたのやうな
素人
(
しらうと
)
の方には申上げたつてもおわかりにならないやうな
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
▼ もっと見る
「
仏蘭西
(
フランス
)
の女は
素人
(
しらうと
)
でさへ
姙
(
はら
)
むことが無いのに、なぜキキイが
姙
(
はら
)
んだんだらう。」
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
雲哲 おれは
素人
(
しらうと
)
だ。仕方がない。
権三と助十
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
机の上を見ると、落第と云ふ字が美事に
彫
(
ほ
)
つてある。余程
閑
(
ひま
)
に
任
(
まか
)
せて
仕上
(
しあ
)
げたものと見えて、堅い
樫
(
かし
)
の板を奇麗に
切
(
き
)
り込んだ手際は
素人
(
しらうと
)
とは思はれない。深刻の出来である。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“素人”の意味
《名詞》
素人(しろうと、俗・方言:しろと、まれ:しらひと、ソジン)
あることに未熟な者、また、そのことを職業としていない人。アマチュア。
水商売を専業とする女性に対する一般の女性。
(出典:Wiktionary)
素
常用漢字
小5
部首:⽷
10画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“素人”で始まる語句
素人屋
素人目
素人家
素人眼
素人下宿
素人細工
素人衆
素人考
素人流
素人相撲