“姙”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はら76.9%
みごも23.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
み女の死骸をまたがせられた。大きい蝙蝠に顔をなでられた。もうここらだろうと思うときに、半七の頬かむりの手拭をつかむ者があった。
それは、み女が埋葬されてから、棺内で蘇生し、蘇生すると間もなく、腹の子供を生み落したというのだ。想像した丈けでも総毛立つではないか。
白髪鬼 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
登勢は一人娘である。弟や妹のないのがしく、生んでくださいとせがんでも、そのたび母の耳をくさせながら、何年かたち十四歳に母は五十一で思いがけずった。
(新字新仮名) / 織田作之助(著)
神此の不思議を見ていたく驚き、アダムを畏れて自らが子となし給いしも、エヴは常人と異ならざれば婢となし、さてエヴといとなみしに、エヴりて女児を生みて死せり。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)