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姙
ふりがな文庫
“姙”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はら
76.9%
みごも
23.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はら
(逆引き)
姙
(
はら
)
み女の死骸をまたがせられた。大きい
蝙蝠
(
こうもり
)
に顔をなでられた。もうここらだろうと思うときに、半七の頬かむりの手拭をつかむ者があった。
半七捕物帳:57 幽霊の観世物
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
それは、
姙
(
はら
)
み女が埋葬されてから、棺内で蘇生し、蘇生すると間もなく、腹の子供を生み落したというのだ。想像した丈けでも総毛立つではないか。
白髪鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
姙(はら)の例文をもっと
(10作品)
見る
みごも
(逆引き)
登勢
(
とせ
)
は一人娘である。弟や妹のないのが
寂
(
さび
)
しく、生んでくださいとせがんでも、そのたび母の耳を
赧
(
あか
)
くさせながら、何年かたち十四歳に母は五十一で思いがけず
姙
(
みごも
)
った。
蛍
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
神此の不思議を見ていたく驚き、アダムを畏れて自らが子となし給いしも、エヴは常人と異ならざれば婢となし、さてエヴといとなみしに、エヴ
姙
(
みごも
)
りて女児を生みて死せり。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
姙(みごも)の例文をもっと
(3作品)
見る
姙
漢検1級
部首:⼥
9画
“姙”を含む語句
懐姙
姙娠
懷姙
姙娠中
御懷姙
懷姙中
“姙”のふりがなが多い著者
太安万侶
稗田阿礼
与謝野寛
南方熊楠
水野仙子
小栗虫太郎
織田作之助
室生犀星
江戸川乱歩
与謝野晶子