“蝙蝠”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
こうもり78.5%
かうもり12.5%
かわほり3.8%
かはほり3.4%
バット0.8%
かふもり0.4%
かほもり0.4%
へんぷく0.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“蝙蝠”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語15.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語4.9%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行3.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
320x100
それ以来、СССРの標語ローズングは様々に推移して、現在では、元の蝙蝠こうもり座、今の第一諷刺劇場の幕切れにまで赤い布が出る。
モスクワ印象記 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
あいたけ(赤石山脈)の支峰だと晃平のいう蝙蝠こうもり岳は、西の空にそびえて、朝起きの頭へ、ずしりと重石を圧えつける。
白峰山脈縦断記 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
あみにかゝつたやうに、彼方あなた此方こなたを、すゞめがばら/\、ほら蝙蝠かうもりるやうだつた
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
その代り空の月の色は前よりもなほ白くなつて、休みない往来の人通りの上には、もう気の早い蝙蝠かうもりが二三匹ひらひら舞つてゐました。
杜子春 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
西へ西へと志して爪探りに進み行けば、蝙蝠かわほり顔に飛び違い、清水の滴々したたりはだえとおして、物凄きこと言わむ方無し。
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
福澤が蝙蝠かわほり傘一本で如何いかに士族の仮色こわいろを使うても、之に恐るゝ者は全国一人もあるまい。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
平岡のいへの近所へると、くら人影ひとかげ蝙蝠かはほりの如くしづかに其所そこ此所こゝうごいた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
婦人をんなはものにねたやう、いま悪戯いたづら、いや、毎々まい/\ひき蝙蝠かはほりとおさるで三ぢや。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
風に乗って、飛んで、宙へ消えた幽霊のあと始末は、半助が赤鬼の形相のままで、蝙蝠バットを吹かしながら、射的店へ話をつけた。
怨霊借用 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
……射的で蝙蝠バットを落す事さえ容易たやすくは出来ないんです。
朝から晩まで眞暗な茶の間の隅に、蝙蝠かふもりのやうにうづくまつてゐなければならなかつた。
天国の記録 (旧字旧仮名) / 下村千秋(著)
曇日くもりびなので蝙蝠かほもりすぼめたまゝにしてゐるせいか、やゝ小さい色白いろじろの顏は、ドンヨリした日光ひざしの下に、まるで浮出うきだしたやうに際立きわだってハツキリしてゐる。
虚弱 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
たかだか植民地の町長ですからな。無鳥島の蝙蝠へんぷくでがすな。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)