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浮出
ふりがな文庫
“浮出”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うきだ
53.8%
うきい
15.4%
うかびいづ
7.7%
うきいず
7.7%
うきだし
7.7%
うきで
7.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うきだ
(逆引き)
床から半身を
抜出
(
ぬけだ
)
したまま、血に
塗
(
まみ
)
れて死んでいる恐ろしく魅惑的な美女——小杉卓二の愛人夢子の死骸をクッキリ
浮出
(
うきだ
)
させているのでした。
奇談クラブ〔戦後版〕:03 鍵
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
浮出(うきだ)の例文をもっと
(7作品)
見る
うきい
(逆引き)
上草履
(
うはざうり
)
の
爪前
(
つまさき
)
細
(
ほそ
)
く
嬝娜
(
たをやか
)
に
腰
(
こし
)
を
掛
(
か
)
けた、
年若
(
としわか
)
き
夫人
(
ふじん
)
が、
博多
(
はかた
)
の
伊達卷
(
だてまき
)
した
平常着
(
ふだんぎ
)
に、お
召
(
めし
)
の
紺
(
こん
)
の
雨絣
(
あまがすり
)
の
羽織
(
はおり
)
ばかり、
繕
(
つくろ
)
はず、
等閑
(
なほざり
)
に
引被
(
ひつか
)
けた、
其
(
そ
)
の
姿
(
すがた
)
は、
敷詰
(
しきつ
)
めた
絨氈
(
じうたん
)
の
浮出
(
うきい
)
でた
綾
(
あや
)
もなく
印度更紗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
浮出(うきい)の例文をもっと
(2作品)
見る
うかびいづ
(逆引き)
今わが胸に
浮出
(
うかびいづ
)
る葡萄棚の思出はかの
浅間
(
あさま
)
しき浅草にぞありける。
二十
(
はたち
)
の頃なりけり。
葡萄棚
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
浮出(うかびいづ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
うきいず
(逆引き)
日は
没
(
い
)
りて東窓の部屋の
中
(
うち
)
やゝ暗く、
都
(
すべ
)
ての物薄墨色になって、暮残りたるお辰白き肌
浮出
(
うきいず
)
る如く、
活々
(
いきいき
)
とした姿、
朧
(
おぼろ
)
月夜に
真
(
まこと
)
の人を見る
様
(
よう
)
に、呼ばゞ答もなすべきありさま
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
浮出(うきいず)の例文をもっと
(1作品)
見る
うきだし
(逆引き)
天然色
浮出
(
うきだし
)
発声活動写真が、とうとう会話ばかりになってしまった。これじゃ下手なラジオか蓄音機と一緒だ。活弁もやって見るとナカナカ楽じゃないね。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
浮出(うきだし)の例文をもっと
(1作品)
見る
うきで
(逆引き)
羽目
(
はめ
)
には、天女——
迦陵頻伽
(
かりょうびんが
)
が
髣髴
(
ほうふつ
)
として舞いつつ、かなでつつ
浮出
(
うきで
)
ている。影をうけた
束
(
つか
)
、
貫
(
ぬき
)
の材は、鈴と草の花の玉の
螺鈿
(
らでん
)
である。
七宝の柱
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
浮出(うきで)の例文をもっと
(1作品)
見る
浮
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“浮出”で始まる語句
浮出模様
検索の候補
浮出模様
出浮
“浮出”のふりがなが多い著者
三島霜川
淡島寒月
アントン・チェーホフ
泉鏡太郎
泉鏡花
幸田露伴
永井荷風
夢野久作
野村胡堂