“螺鈿”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
らでん98.6%
かながひ1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蝋塗りに螺鈿らでんを散らした、見事なさやがそこに落散つて、外に男持の煙草入たばこいれが一つ、金唐革きんからかはかますに、その頃壓倒的に流行つた一閑張いつかんばりの筒。
彼の今日ある第一の功労者といえば赤兎馬せきとばであろう。その赤兎馬もいよいよ健在に、こよいも彼を螺鈿らでん鞍上あんじょうに奉じてよく駆けてゆく。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
うめさくら螺鈿かながひ
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)