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らでん
ふりがな文庫
“らでん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
螺鈿
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
螺鈿
(逆引き)
が、家に持ち伝へた
螺鈿
(
らでん
)
の
手筥
(
てばこ
)
や白がねの香炉は、何時か一つづつ失はれて行つた。と同時に召使ひの男女も、誰からか暇をとり始めた。
六の宮の姫君
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
あの陶器に象嵌の手法を発達せしめたのも高麗の人々であった。あの
螺鈿
(
らでん
)
はもとより、あの竹細工にもしばしば漆を嵌めて模様を添えた。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
螺鈿
(
らでん
)
の箱に入れた
土耳古
(
トルコ
)
石を捧げて歩む少女の一群、緑玉髄を冠に着けたる年若き騎士の一団。司祭の頭には黄金の冠あり。
レモンの花の咲く丘へ
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
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(72作品)
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