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手筥
ふりがな文庫
“手筥”の読み方と例文
読み方
割合
てばこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てばこ
(逆引き)
総縫の
裲襠
(
うちかけ
)
に、三つ葉葵の紋を散らした
手筥
(
てばこ
)
、相沢半助思わずハッと頭を下げるはずみに、乗物の扉はピシンと閉ってしまいました。
新奇談クラブ:05 第五夜 悪魔の反魂香
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
が、家に持ち伝へた
螺鈿
(
らでん
)
の
手筥
(
てばこ
)
や白がねの香炉は、何時か一つづつ失はれて行つた。と同時に召使ひの男女も、誰からか暇をとり始めた。
六の宮の姫君
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
信長の耳にはいって、信長の前で、小色紙に即興の和歌をしたためて見せ、美しい菓子と
手筥
(
てばこ
)
を褒美にもらったこともある。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
手筥(てばこ)の例文をもっと
(24作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
筥
漢検1級
部首:⽵
13画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭
検索の候補
御手筥
手文筥
殿御手筥
“手筥”のふりがなが多い著者
杉山萠円
吉川英治
谷崎潤一郎
山本周五郎
野村胡堂
夢野久作
堀辰雄
芥川竜之介