『新奇談クラブ（しんきだんクラブ）：05 第五夜　悪魔の反魂香（05 だいごや　あくまのはんごんこう）』

「この話の面白さに比べると、失礼だが今まで語られた奇談は物の数でもない、——と言うと、アラビアン・ナイトのお妃の極り文句のようですが、私は全くそう信じ切って居るのです」 奇談クラブの集合室で、話の競技の第五番目に選手として立った春藤薫は、十 …

著者	野村胡堂
ジャンル	文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出	「朝日　第三巻第五号」博文館、1931（昭和6）年5月1日
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約31分（500文字/分）
朗読目安時間	約51分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

嗚咽（むせびなき） 悚然（ぎょっ） 喪（な） 艶（なまめ） 強（た） 法体（おからだ） 失策（しま） 其方（そっち） 切（しき） 沈（じん） 訊（ただ） 法悦（エクスタシー） 蘇生（よみがえ） 失策（しくじり） 聞香（もんこう） 双腕（もろて） 確（しか） 素木（しろき） 慈眼（じげん） 炭団（すみ） 発（あば） 紬（つむ） 経緯（いきさつ） 算（かぞ） 背負（しょ） 窘（たしな） 穏便（おんびん） 称（とな） 祀（まつ） 硯（すずり） 砧（きぬた） 眦（まなじり） 疎（うと） 田螺（たにし） 詣（まい） 﨟（ろう） 頒（わ） 霽（は） 陸尺（ろくしゃく） 辰刻（いつつ） 輩（やから） 譬（たと） 諳（そら） 誰何（すいか） 結末（カタストローフ） 許嫁（いいなずけ） 裲襠（うちかけ） 行摺（ゆきず） 華奢（きゃしゃ） 花片（はなびら） 法衣（ころも） 聊（いささ） 繁昌（はんじょう） 緞子（どんす） 嗅覚（きゅうかく） 彼奴（あいつ） 廃（すた） 庫裡（くり） 宥（なだ） 実隆（さねたか） 天禀（てんぴん） 外道（げどう） 埓（らち） 四方（あたり） 悉（ことごと） 唐櫃（からびつ） 十炷（じっしゅ） 匙（さじ） 割（さ） 判然（はっきり） 俤（おもかげ） 供養（くよう） 仮令（たとい） 不躾（ぶしつけ） 歓喜（よろこび） 煙管（きせる） 炷（た） 涜（けが） 浅葱（あさぎ） 流行（はや） 下賜（かし） 沓脱（くつぬぎ） 殊勝（しゅしょう） 歪（ゆが） 犇々（ひしひし） 欠伸（あくび） 栴檀（せんだん） 枉（ま） 昃（かげ） 手筥（てばこ） 所為（せい） 懺悔（ざんげ） 慇懃（いんぎん）

題名が同じ作品

新奇談クラブ：01 第一夜　初夜を盗む （新字新仮名）／ 野村胡堂 （著）

新奇談クラブ：02 第二夜　匂う踊り子 （新字新仮名）／ 野村胡堂 （著）

新奇談クラブ：03 第三夜　お化け若衆 （新字新仮名）／ 野村胡堂 （著）

新奇談クラブ：04 第四夜　恋の不在証明 （新字新仮名）／ 野村胡堂 （著）

新奇談クラブ：06 第六夜　人形の獄門 （新字新仮名）／ 野村胡堂 （著）

新奇談クラブ：07 第七夜　歓楽の夢魔 （新字新仮名）／ 野村胡堂 （著）

新奇談クラブ：08 第八夜　蛇使いの娘 （新字新仮名）／ 野村胡堂 （著）