“聞香”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶんこう66.7%
もんこう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そんな寄合やら、立花りっか聞香ぶんこう田楽でんがくの会などが、彼の邸では月々何回も開かれているという。……遊び仲間はおなじ放埒ほうらつ仲間を決して悪くはいわぬものだ
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
お綱は、挿花はなの師匠になりすまして、さるお屋敷の聞香ぶんこうの席にまじっていたことがある。
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
丈太郎も最初はこの清らかな聞香もんこうの道に入って、正しい鼻観の大道を辿りましたが、生れ付き非常に嗅覚きゅうかくが発達して居たものか、遂に邪道に踏み入って