“立花”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りっか42.9%
たちばな42.9%
りつくわ7.1%
橘南谿7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いや道誉の客となるのは苦手にがてだ。闘茶とうちゃか、立花りっか(生け花)か。やれ香道こうどうの、連歌れんがのとくる。まずは兄上おひとりで」
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
直参大名とは譜代と同格の意味であって、明くる二年、従五位下の兵部少輔に任じ、同じ四年に立花たちばな左近将監さこんしょうげん忠茂ただしげの妹をめとった。
池坊の祖先なにがしは、六角堂に立花りつくわの会があつた時、自分の花に態と正心松しやうしんまつを欠いてけておいた。何故だらうとそれが一座の人の噂の種となつてゐる頃、池坊は
あまのさかほ天の逆鉾を見んとて、妻と両人づれニてはる/″\のぼりしニ、立花橘南谿氏の西遊記ほどニハなけれども、どふも道ひどく、女の足ニハむつかしかりけれども、とふ/\馬のせこへまでよぢのぼり