“左近将監”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さこんしょうげん55.6%
さこんのしょうげん33.3%
さこんのじょう11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
直参大名とは譜代と同格の意味であって、明くる二年、従五位下の兵部少輔に任じ、同じ四年に立花たちばな左近将監さこんしょうげん忠茂ただしげの妹をめとった。
「北条の殿様の敵だとすれば、左近将監さこんのしょうげん様にも敵にあたるわけだな」誰とも知れずに一人がいった。「お二人はグルだということだからな」
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
などとまじめに言ってあるのを、使いに出す左近将監さこんのじょうである人に渡して、あの老女にって届けるようにと薫は命じた。
源氏物語:47 橋姫 (新字新仮名) / 紫式部(著)