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立花
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たちばな
ふりがな文庫
“
立花
(
たちばな
)” の例文
直参大名とは譜代と同格の意味であって、明くる二年、従五位下の兵部少輔に任じ、同じ四年に
立花
(
たちばな
)
(
左近将監
(
さこんしょうげん
)
)
忠茂
(
ただしげ
)
の妹を
娶
(
めと
)
った。
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
一階は運動具をおさめる室などがあり、二階は図書記録室の外に、宿直室があった。今はこの宿直室は体操の先生である
立花
(
たちばな
)
カツミ女史が寝泊りしていた。
少年探偵長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
政樹公の姓は
立花
(
たちばな
)
と云って
柳川藩
(
やながわはん
)
だから、立派な
御侍
(
おさむらい
)
に違ない。それをなぜ立花さんと云わないで、政樹公と呼ぶかと云うに、同じ頃同じ文科に同藩から出た同姓の男がいた。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
今の
楽山堂
(
らくさんどう
)
病院の所から
下谷
(
したや
)
御徒町
(
おかちまち
)
にきれ、雁鍋の背後へ出ようというのですから、
七軒町
(
しちけんちょう
)
の
酒井大学
(
さかいだいがく
)
様の前を通り西町の
立花
(
たちばな
)
様の屋敷——片側は旗本と
御家人
(
ごけにん
)
の屋敷が並んでいる。
幕末維新懐古談:19 上野戦争当時のことなど
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
いや、それだけのこと。ぼくは、中へはいって見ようかと思ったんですが、連れの
立花
(
たちばな
)
先生がいやな顔を
少年探偵長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
それから一帯吉原田圃で、この方に太郎稲荷(この社は
筑後
(
ちくご
)
柳川
(
やながわ
)
立花
(
たちばな
)
家の下屋敷内にある)の藪が見え、西は入谷田圃に続いて
大鷲
(
おおとり
)
神社が見え、
大音寺前
(
だいおんじまえ
)
の方へ、吉原堤に
聯絡
(
れんらく
)
する。
幕末維新懐古談:12 名高かった店などの印象
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
「おせんちゃんまだいたのか」と、右隣りの主人がびっくりしたように呼びかけた、「……もう逃げなくちゃあいけない、
立花
(
たちばな
)
さまへ火が移っている、早くしないととんだことになるぜ」
柳橋物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
“立花”の意味
《名詞》
仏前に供えるため花を花瓶に挿し立てて生けること。立華。
(出典:Wiktionary)
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
“立花”で始まる語句
立花屋
立花左仲
立花君
立花家
立花宗茂
立花直芳
立花出雲守
立花哲次郎
立花飛騨守
立花家橘之助