“聯絡”の読み方と例文
読み方割合
れんらく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ついては大隅氏の縁談は貴君にたのむよりほかは無い、先方の御住所は左記のとおりであるから、よろしく聯絡れんらくせよ、という事であった。
佳日 (新字新仮名) / 太宰治(著)
それは上の書斎と、この地下室とを聯絡れんらくする通話管であったのだ。あの異様に響く声は、まだ上にいるもう一人の三笠龍介に違いない。
妖虫 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
まるで見当はずれなので、銀子は可笑おかしくもあり、赤坂の芸者屋と聯絡れんらくでも取っているのかとも思い、見料をおいて匆々そうそうにそこを出た。
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)