“れんらく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
聯絡67.2%
連絡32.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まるで見当はずれなので、銀子は可笑おかしくもあり、赤坂の芸者屋と聯絡れんらくでも取っているのかとも思い、見料をおいて匆々そうそうにそこを出た。
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
日附ひづけは書いてないが墨色すみいろも書体も一様でないところを見ると、一に書いたものでないことが明らかで、間々まま聯絡れんらくがついている。
狂人日記 (新字新仮名) / 魯迅(著)
「それはないね。今のところは、軍人だけの仕事のように思えるんだ。もっとも、農民と何か連絡れんらくがあるかもしれん、なんて噂もとんでいる。」
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
ただかんがしょうな主人の頭には、花前のように、きのうときょうとの連絡れんらくもなく、もちろんきょうとあすとの連絡もない。
(新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)