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匆々
ふりがな文庫
“匆々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そうそう
86.3%
そこ/\
3.9%
そこそこ
2.9%
さう/\
2.9%
そう/\
2.9%
さつさ
1.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうそう
(逆引き)
夜に入ると
匆々
(
そうそう
)
、画伯の屍体は、寝台車に移し、赤耀館からは四里も先にある、隅田村の画伯の辺居へ送りとどけることにしました。
赤耀館事件の真相
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
匆々(そうそう)の例文をもっと
(50作品+)
見る
そこ/\
(逆引き)
十四
日
(
か
)
の
朝
(
あさ
)
僕
(
ぼく
)
は
支度
(
したく
)
も
匆々
(
そこ/\
)
に
宿
(
やど
)
を
飛
(
と
)
び
出
(
だ
)
した。
銀座
(
ぎんざ
)
で
半襟
(
はんえり
)
、
簪
(
かんざし
)
、
其他
(
そのた
)
娘
(
むすめ
)
が
喜
(
よろこ
)
びさうな
品
(
しな
)
を
買
(
か
)
ひ
整
(
とゝの
)
へて
汽車
(
きしや
)
に
乘
(
の
)
つた。
湯ヶ原より
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
匆々(そこ/\)の例文をもっと
(4作品)
見る
そこそこ
(逆引き)
文三は
吻
(
ほっ
)
と一息、寸善
尺魔
(
せきま
)
の世の習い、またもや御意の変らぬ内にと、
挨拶
(
あいさつ
)
も
匆々
(
そこそこ
)
に起ッて坐敷を立出で二三歩すると、
後
(
うしろ
)
の
方
(
かた
)
でお政がさも聞えよがしの
独語
(
ひとりごと
)
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
匆々(そこそこ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
さう/\
(逆引き)
甚
(
はなは
)
だ困り
居
(
を
)
り
候折
(
さふらふをり
)
からゆゑ、誠に残念には
御座候得共
(
ござさふらえども
)
、
右様
(
みぎやう
)
の
次第
(
しだい
)
に
付
(
つ
)
き
悪
(
あし
)
からず
御推察
(
ごすゐさつ
)
なし
被下度候
(
くだされたくさふらふ
)
、
匆々
(
さう/\
)
牛車
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
匆々(さう/\)の例文をもっと
(3作品)
見る
そう/\
(逆引き)
宿
(
やど
)
に
凝
(
じつ
)
としてゐるのは、
猶
(
なほ
)
退屈
(
たいくつ
)
であつた。
宗助
(
そうすけ
)
は
匆々
(
そう/\
)
に
又
(
また
)
宿
(
やど
)
の
浴衣
(
ゆかた
)
を
脱
(
ぬ
)
ぎ
棄
(
す
)
てゝ、
絞
(
しぼ
)
りの
三尺
(
さんじやく
)
と
共
(
とも
)
に
欄干
(
らんかん
)
に
掛
(
か
)
けて、
興津
(
おきつ
)
を
去
(
さ
)
つた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
匆々(そう/\)の例文をもっと
(3作品)
見る
さつさ
(逆引き)
そして『僕一寸其所まで行つて來たいから少し此所で待つて居て呉れたまへ、遲くもお
午
(
ひる
)
までには歸つて來るから』と指井は
匆々
(
さつさ
)
と出て行つた。
媒介者
(旧字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
匆々(さつさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
匆
漢検1級
部首:⼓
5画
々
3画
“匆々”で始まる語句
匆々頓首
“匆々”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
井上円了
吉川英治
蘭郁二郎
内田魯庵
牧野富太郎
徳田秋声
二葉亭四迷
中里介山
久保田万太郎