匆々さう/\)” の例文
はなはだ困り候折さふらふをりからゆゑ、誠に残念には御座候得共ござさふらえども右様みぎやう次第しだいあしからず御推察ごすゐさつなし被下度候くだされたくさふらふ匆々さう/\
牛車 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
私は殆ど一言も口もきかずに、匆々さう/\に鍵屋に帰つた。
世の中へ (新字旧仮名) / 加能作次郎(著)
わし匆々さう/\遁出にげだした。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)