トップ
>
遁出
ふりがな文庫
“遁出”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
にげだ
80.0%
にげい
6.7%
のがれい
6.7%
にげ
3.3%
にげいだ
3.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にげだ
(逆引き)
汝
(
うぬ
)
野狐
奴
(
め
)
、また
来
(
う
)
せた。と得三室外へ躍出づれば、ぱっと
遁出
(
にげだ
)
す人影あり。廊下の
暗闇
(
やみ
)
に姿を隠してまた——得三をぞ呼んだりける。
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
遁出(にげだ)の例文をもっと
(24作品)
見る
にげい
(逆引き)
折よく外にも人ありて妹を
抱
(
いだ
)
きて
遁出
(
にげい
)
でたれば、嬉しやお藤は助かりぬ。
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
遁出(にげい)の例文をもっと
(2作品)
見る
のがれい
(逆引き)
遁出
(
のがれい
)
でむとするにその
術
(
すべ
)
なく、すること、なすこと、人見て必ず、眉を
顰
(
ひそ
)
め、
嘲
(
あざけ
)
り、笑い、
卑
(
いやし
)
め、
罵
(
ののし
)
り、はた
悲
(
かなし
)
み憂いなどするにぞ、気あがり、心激し、ただじれにじれて
竜潭譚
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
遁出(のがれい)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
にげ
(逆引き)
右手の一方は甥の若いのが遣り放し、散らかし放題だが、まだその方へ入ってくれればよかったものをと、さながら
遁出
(
にげ
)
したあとの城を、
乗取
(
のっと
)
られたようなありさまで。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
遁出(にげ)の例文をもっと
(1作品)
見る
にげいだ
(逆引き)
あわれ乞食僧は
留
(
とどめ
)
を刺されて、「痛し。」と
身体
(
からだ
)
を
反返
(
そりかえ
)
り、
涎
(
よだれ
)
をなすりて
逸物
(
いちもつ
)
を
撫廻
(
なでまわ
)
し撫廻し、ほうほうの
体
(
てい
)
にて
遁出
(
にげいだ
)
しつ。
妖僧記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
遁出(にげいだ)の例文をもっと
(1作品)
見る
遁
漢検準1級
部首:⾡
13画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“遁”で始まる語句
遁
遁世
遁走
遁辞
遁込
遁路
遁甲
遁逃
遁走曲
遁帰
検索の候補
出家遁世
出離隠遁
出家遁世仏門
“遁出”のふりがなが多い著者
押川春浪
泉鏡花
三遊亭円朝
アントン・チェーホフ
蘭郁二郎
泉鏡太郎
徳田秋声
芥川竜之介