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にげ
ふりがな文庫
“にげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
似気
37.3%
逃
34.7%
遁
14.7%
迯
8.0%
似氣
1.3%
亡命
1.3%
却
1.3%
遁出
1.3%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
似気
(逆引き)
どこで工面したか、ヨレヨレの素あわせに、ほおかむり、クマのようなヒゲだけはそり落して柄に
似気
(
にげ
)
なく人なつっこい声です。
幻術天魔太郎
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
にげ(似気)の例文をもっと
(28作品)
見る
逃
(逆引き)
外の所で愈々突留めた上は、此方の者だ、先が
逃
(
にげ
)
ようとも隠れようとも其ンな事は平気だ、隠れたら公然と御用で以て蹈込む事も出来る
無惨
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
にげ(逃)の例文をもっと
(26作品)
見る
遁
(逆引き)
黒吉ですら、時々そうした、蒼白い予感に、体中の血が先きを争って、内部へ
遁
(
にげ
)
込んで行くような恐ろしい気持を感じた。
夢鬼
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
にげ(遁)の例文をもっと
(11作品)
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▼ すべて表示
迯
(逆引き)
行歩
(
ぎやうぶ
)
に
叶
(
かな
)
へる者は、吉野十津川の方へ落ゆく。
歩
(
あゆみ
)
もえぬ老僧や、尋常なる修業者、
児
(
ちご
)
ども
女
(
をんな
)
童部
(
わらんべ
)
は、大仏殿、
山階
(
やましな
)
寺の内へ我先にとぞ
迯
(
にげ
)
行ける。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
にげ(迯)の例文をもっと
(6作品)
見る
似氣
(逆引き)
貰
(
もら
)
はんと行き見れば年が年中
物爭
(
ものあらそ
)
ひ一つなしたる事もなき家には
似氣
(
にげ
)
なく親と子がさも
不快氣
(
ふくわいげ
)
なる
面地
(
おもゝち
)
して然も
泪
(
なみだ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
安く送らん事
最々
(
いと/\
)
容易
(
ようい
)
の
業
(
わざ
)
ながら忠相ぬしつら/\
渠
(
かれ
)
を見るに
貴介
(
きかい
)
公子
(
こうし
)
の
落胤
(
らくいん
)
に
似氣
(
にげ
)
なく
奸佞
(
かんねい
)
面に顯れ居れば
意
(
こゝろ
)
許
(
ゆる
)
せぬ
曲者
(
くせもの
)
なりと夫が
成立
(
なりたち
)
よりの事柄を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
にげ(似氣)の例文をもっと
(1作品)
見る
亡命
(逆引き)
古昔
(
むかし
)
宋
(
そう
)
の
文帝
(
ぶんてい
)
の
頃
(
ころ
)
魏
(
ぎ
)
の中書學生に
盧度世
(
ろとせい
)
と云者あり
崔浩
(
さいかう
)
の事に坐し
亡命
(
にげ
)
て
高陽
(
かうやう
)
の鄲羆の家に竄る
官吏
(
やくにん
)
羆
(
ひ
)
の子を
囚
(
とらへ
)
て之を
掠治
(
たゞす
)
羆
(
ひ
)
其子を
戒
(
いまし
)
めて曰君子は身を殺て
仁
(
じん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
にげ(亡命)の例文をもっと
(1作品)
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却
(逆引き)
「抜いたな」と馬琴は感付いたが、
却
(
にげ
)
も走りもしなかった。かえって彼は立ち止まったのである。
戯作者
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
にげ(却)の例文をもっと
(1作品)
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遁出
(逆引き)
右手の一方は甥の若いのが遣り放し、散らかし放題だが、まだその方へ入ってくれればよかったものをと、さながら
遁出
(
にげ
)
したあとの城を、
乗取
(
のっと
)
られたようなありさまで。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
にげ(遁出)の例文をもっと
(1作品)
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