トップ
>
『戯作者』
ふりがな文庫
『
戯作者
(
げさくしゃ
)
』
初対面 「あの、お客様でございますよ」 女房のお菊が知らせて来た。 「へえ、何人だね?蔦屋さんかえ?」 京伝はひょいと眼を上げた。陽あたりのいい二階の書斎で、冬のことで炬燵がかけてある。 「見たこともないお侍様で、滝沢様とか仰有いましたよ。 …
著者
国枝史郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「サンデー毎日」1925(大正14)年4月1日春季特別号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約21分(500文字/分)
朗読目安時間
約35分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
却
(
にげ
)
私
(
わっち
)
不可
(
いけま
)
私
(
あっし
)
些
(
ちと
)
不可
(
いけね
)
誰人
(
どなた
)
衝突
(
つきあた
)
耐
(
こた
)
罵詈
(
ののし
)
迂濶
(
うっか
)
瞬間
(
またたくま
)
燈
(
とも
)
私
(
わし
)
進歩
(
すすむ
)
斯
(
かく
)
所謂
(
いわゆ
)
宜
(
い
)
書物
(
ほん
)
出版
(
だ
)
即座
(
たちどころ
)
至
(
いたり
)
忝
(
かたじけ
)
歳暮
(
くれ
)
彼奴
(
きゃつ
)
何人
(
だれ
)
何卒
(
なにとぞ
)
纜
(
もや
)
宜
(
よ
)
終
(
しま
)
蔦屋
(
ここ
)
新年
(
はる
)
私
(
わたくし
)
頤
(
おとがい
)
破
(
わ
)
確
(
しか
)
罩
(
こ
)
興旨
(
こうし
)
興蔵
(
こうぞう
)
背後
(
うしろ
)
蔦屋
(
つたや
)
納
(
い
)
箆棒
(
べらぼう
)
使僕
(
こもの
)
信成
(
のぶなり
)
質実
(
じみ
)
齎
(
もたら
)
鵬斎
(
ほうさい
)
食客
(
いそうろう
)
隙々
(
ひまひま
)
酷
(
ひど
)
乱
(
みだ
)
京伝
(
きょうでん
)
贄
(
にえ
)
菊
(
きく
)
仰有
(
おっしゃ
)
誠心
(
まごころ
)
角逐
(
かくちく
)
住居
(
すまい
)
虱
(
しらみ
)
薬籠
(
やくろう
)
盲目
(
めくら
)
如
(
ごと
)
忙
(
せわ
)
従
(
つ
)
徒士
(
かち
)
廃
(
すた
)
年来
(
としごろ
)
希望
(
のぞみ
)
寛政
(
かんせい
)
如何
(
いか
)
即刻
(
そっこく
)
天明
(
てんめい
)
天成
(
うまれながら
)
大髻
(
おおたぶさ
)
壬生
(
みぶ
)
塩梅
(
あんばい
)
四辺
(
あたり
)
喋舌
(
しゃべ
)
健気
(
けなげ
)
故意
(
わざ
)
方向
(
むき
)
旅籠
(
はたご
)
明日
(
あす
)
下知
(
げち
)
木精
(
こだま
)
洵
(
まこと
)
滝沢
(
たきざわ
)
炬燵
(
こたつ
)
冑
(
かぶと
)
燈火
(
ともしび
)
甘
(
うま
)
異
(
ちが
)
反対
(
あべこべ
)
其日
(
そのひ
)