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薬籠
ふりがな文庫
“薬籠”の読み方と例文
旧字:
藥籠
読み方
割合
やくろう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やくろう
(逆引き)
寧ろ
頗
(
すこぶ
)
る熱心に海彼岸の文学の表現法などを自家の
薬籠
(
やくろう
)
中に収めてゐる。たとへば
支考
(
しかう
)
の伝へてゐる下の逸話に
徴
(
ちよう
)
するが好い。
芭蕉雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
去定と登、それに
薬籠
(
やくろう
)
を背負った竹造もいっしょで、伝通院の裏を大塚へぬけ、寺と武家の小屋敷の多い町を、音羽のほうへと向かっていった。
赤ひげ診療譚:07 おくめ殺し
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
花房の
背後
(
うしろ
)
に附いて来た定吉は、左の手で汗を拭きながら、
提
(
さ
)
げて来た
薬籠
(
やくろう
)
の風呂敷包を敷居の
際
(
きわ
)
に置いて、台所の先きの井戸へ駈けて行った。
カズイスチカ
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
薬籠(やくろう)の例文をもっと
(19作品)
見る
薬
常用漢字
小3
部首:⾋
16画
籠
常用漢字
中学
部首:⽵
22画
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薬籠持
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