“自家薬籠中”の読み方と例文
読み方割合
じかやくろうちゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
執事の自分ですら知ってないような機密まで彼の口からはまま聞かされる。かたがた、何かのばあいのためにも自家薬籠中じかやくろうちゅうの物にしておかねばならぬ人間と、思うのだった。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)