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薬籠中
ふりがな文庫
“薬籠中”の読み方と例文
読み方
割合
やくろうちゅう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やくろうちゅう
(逆引き)
この一箇名門の
脆弱児
(
ぜいじゃくじ
)
を、自己の
薬籠中
(
やくろうちゅう
)
にして、完全に利用しきろうとする底意には、何らの
矛盾
(
むじゅん
)
も良心のまどいも覚えはしない。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
破邪顕正の大役承わる大目付までをもおのが
薬籠中
(
やくろうちゅう
)
のものにしているとしたら、ゆめ油断はならぬ。
旗本退屈男:11 第十一話 千代田城へ乗り込んだ退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
必ずしも敵国人がここへ入り込んでいなくても、その手先を勤める黄色人種がいないとは云えぬし、日本人にしても情を知らずして敵の
薬籠中
(
やくろうちゅう
)
のものとなっている者がないとは限りません。
偉大なる夢
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
薬籠中(やくろうちゅう)の例文をもっと
(12作品)
見る
薬
常用漢字
小3
部首:⾋
16画
籠
常用漢字
中学
部首:⽵
22画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“薬籠”で始まる語句
薬籠
薬籠持
検索の候補
自家薬籠中
薬籠
籠中
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自家薬籠
懐中薬
道中薬
籠城中
両掛入薬籠
“薬籠中”のふりがなが多い著者
吉川英治
佐々木味津三
海野十三
江戸川乱歩
岡本かの子