“仰有”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おっしゃ86.1%
おつしや12.9%
おしゃ0.3%
おっ0.3%
おツしや0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
頼まれれば禁酒会会長でも憲兵少将でもイヤとは仰有(おっしゃ)らずに、オデン屋の開店祝いの招待と同じように馳せ参じるにきまってるから
戦後文章論 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
「今日(こんにち)はその事で上つたのではないのですから、今日(こんにち)の始末をお付け下さいまし。ではどうあつても書替は出来んと仰有(おつしや)るのですな」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
ローレンスの性の根本的意義はもちろん一方に性慾も含まれているには違いないが、もっと両性の細胞の持つ電子のプラスとマイナスの配合の問題として考え度(た)いと、あなたは仰有(おしゃ)いましたね。
母子叙情 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
「参木、あなたはあたしを忘れちゃいやよ。あなたはあたしを、日本へ連れてって下さるでしょう。あたし、日本が見たいの。ね、参木、何んとか仰有(おっ)しゃいよ。」
上海 (新字新仮名) / 横光利一(著)
(唯(はい)、宜(よろ)しうございます、何事(なにごと)も仰有(おツしや)りつけは背(そむ)きますまい。)
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)