“おしゃ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
被言50.0%
仰有50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
カピ長 月曜日げつえうび! はゝア! かうッと、水曜日すゐえうびはちときふぢゃ。木曜日もくえうびにせう。……むすめに、木曜日もくえうびにはこの殿との祝言しふげんさすると被言おしゃれ。
カピ長 だまれ、むが/\むが/\と、阿呆あはうめ! 其許おぬし御託宣ごたくせんは、冗口仲間むだぐちなかまさけでも飮合のみあとき被言おしゃれ、こゝにはよういわ。
……乳母おんばさききゃれ。ひめにようつたへたもれ、家内中かないぢゅうはや就褥ねかしめさと被言おしゃれ、なげきにつかれたればむるはぢゃうぢゃ。ロミオは今直いますぐまゐらるゝ。
ローレンスの性の根本的意義はもちろん一方に性慾も含まれているには違いないが、もっと両性の細胞の持つ電子のプラスとマイナスの配合の問題として考えいと、あなたは仰有おしゃいましたね。
母子叙情 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)