“用”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
よう40.4%
もち28.5%
つか15.0%
2.6%
2.1%
もちい2.1%
もちう2.1%
もちゐ1.6%
もつ1.0%
0.5%
(他:8)4.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“用”を含む作品のジャンル比率
哲学 > 倫理学・道徳 > 人生訓・教訓43.8%
歴史 > 日本史 > 日本史11.8%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸9.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
なにようかと氷嚢こほりぶくろ片寄かたよせて傍近そばちかるに、わたしおこしてくだされ
うつせみ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「なるほど一寸法師いっすんぼうしちがいない。それでわたしの屋敷やしきたのはなんようだ。」
一寸法師 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
塲面ばめん々々のかんじとあひ俟つて音響おんけう効果こうくわじつたくみもちゐられてゐるが
文壇球突物語 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
あら棒縞ぼうじま染拔そめぬきでそれはうまかざりの鉢卷はちまきもちひる布片きれであつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
それ丈頭を無駄につかったわけだと今になって一寸口惜しいけれども又、相当に考える事も必用だからと自分でなぐさめて居る。
麻裏はどの穢多のうちでも作るので、『中抜き』と言つて、草履の表につかふ美しい藁がところ/″\の垣根の傍に乾してあつた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
葉子は計画から計画で頭をいっぱいにしていた。そしてそこにらないものを預けて、しまのほうまで車を走らした。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
「いいえ、名札なんかりません。だれも知らないもののない方でございます。ほほほ、」
縁結び (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
すなわち便ただちにおのおのに青薬一丸を授け、而してこれに告げて曰く、汝この薬を持ち、水を以てこれをき、って眼臉に塗らば、形まさに自ずから隠るべしと。
また葛野かづのの松の尾にます鳴鏑なりかぶらちたまふ神なり。
ペンキのなかった昔は、看板は立派な木材がもちいられ、そして彫刻師によって、書家によって、あるいは蒔絵師まきえしの手によって工夫されているものが多い。
めでたき風景 (新字新仮名) / 小出楢重(著)
亭「へい中身なかごは随分おもちいになりまする、へいお差料さしりょうになされてもおに合いまする、お中身もおしょうたしかにお堅い品でございまして」
これをかゆとしまた鰹節かつぶし煮出にだしてもちうれば大に裨益ひえきあればとて、即時そくじしもべせておくられたるなど
第五、上士族の内にも小禄の貧者なきに非ざれども、がいしてこれを見れば、その活計はいるに心配なくして、ただいずるの一部に心をもちうるのみ。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
これにいひけるは、たとひこの身重くして動くあたはずともかゝるもちゐにむかひては自在のかひな我にあり 一〇六—一〇八
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
丁子ちやうじねざす園の中にその奢れるもちゐをはじめて工夫くふうせしニッコロを除け —一二九
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
葉書は単に鉛筆をもつて頼氏の略系を写し出したものである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
遼邈之地とほくはるかなるくになほ未だ王沢うつくしびうるほはず、遂にむらに君有り、あれひとこのかみ有り、各自おの/\さかひを分ちて、もつて相凌躒しのぎきしろふ。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
「ナニこの頃は老先生も何だか床の中で半分眠ってばかり居て余り口をかねえだ」
富岡先生 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
それよりも、広海屋、長崎屋、お互に同業、胸の中に、修羅しゅらのほむらを燃やしているに相違あるまいが、それをつこうて一狂言
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
西洋鍋も料理によって一々もちゆる処が違うもので薄いような琺瑯鍋は早く火がいて二度目の煮物なんぞに便利ですが今のお料理のように牛の尾を四時間も湯煮ゆでたり、ブリスケをボイルしたりするには鉄の厚い重い鍋でなければいけません。ジャムを煮るのも厚い鍋で煮ないと好い味が出ません。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
我が主、まこともっ感荷かんかす。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
やう大魚たいぎよるに在りしことなんうたがひか有らん
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
おばこ居たかやと裏の小ん窓からのぞいて見たば(見たばは見たればの意)、コバエテ/\、おばこ居もせでのない婆様ばあさまなの(など)糸車、コバエテ/\。
春雪の出羽路の三日 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
おばこ来るかやと田圃たんぼんづれまで出て見たば、コバエテ/\、おばこ来もせでのない煙草たんばこ売りなの(なのはなどの意)ふれて来る。コバエテ/\
春雪の出羽路の三日 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
工兵少佐に「自分はどうするのですか」と聞いたら「通訳はここにいるビジネスはない。アパリへ帰るのだ」とのこと。
花時には花を以て祭り、鼓吹コスヰ幡旗ハンキつて歌舞カブして祭る(紀一書)とあるハナイハヤの祭りは、記録のぺいぢの順序を、其儘時間の順序と見る事が出来れば幡旗と言ふ語の、見えた初めである。
幣束から旗さし物へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
凡隊中所費シヨヒ銭糧センリヤウ 其自営ジエイノ功ニ取ル亦互ニ相分配ブンハイシ 私スル所アル勿レ 若アゲテコトヲヨウタラ 或ハ学料ガクリヤウ欠乏ケツボウイタストキハ隊長建議ケンギシ 出碕シユツキ官ノ給弁キウベン
海援隊約規 (新字旧仮名) / 坂本竜馬(著)