トップ
>
用
>
も
ふりがな文庫
“
用
(
も
)” の例文
すなわち
便
(
ただ
)
ちに
各
(
おのおの
)
に青薬一丸を授け、而してこれに告げて曰く、汝この薬を持ち、水を以てこれを
磨
(
と
)
き、
用
(
も
)
って眼臉に塗らば、形まさに自ずから隠るべしと。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
「
琴書
(
きんしょ
)
ハ
須
(
すべか
)
ラク
自
(
みずか
)
ラ
随
(
したが
)
ウベシ、
禄位
(
ろくい
)
用
(
も
)
ッテ何カセン——こういう境遇でございます」
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
『
楞厳経
(
りょうごんきょう
)
』に曰く、「一切
衆生
(
しゅじょう
)
、無始より
来
(
この
)
かた、生死相続することは、みな常住の
真心
(
しんしん
)
、
性浄明
(
しょうじょうみょう
)
の
体
(
たい
)
を知らざるにより、もろもろの妄想を
用
(
も
)
って、この想は真ならず、ゆえに輪転あり」
通俗講義 霊魂不滅論
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
こは諸人のもち
拜
(
いつ
)
く
竈
(
かまど
)
の神なり。次に
大山咋
(
おほやまくひ
)
の神。またの名は
末
(
すゑ
)
の
大主
(
おほぬし
)
の神。この神は近つ
淡海
(
あふみ
)
の國の
日枝
(
ひえ
)
の山にます
三
。また
葛野
(
かづの
)
の松の尾にます
四
、
鳴鏑
(
なりかぶら
)
を
用
(
も
)
ちたまふ神なり。次に
庭津日
(
にはつひ
)
の神。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
読み難いのは茶山の艸体である。蘭軒の姉は彼餞以外に別に何物をか茶山に贈つた。茶山は帰後時々それを
用
(
も
)
つて興を添へると云つてゐる。其物は「金柚」と書してある如くである。柚は
橘柚
(
きついう
)
か。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
“用”の意味
《名詞》
(ヨウ)用事、用件。
(ヨウ)有用であること、有用性。役に立つこと。
(出典:Wiktionary)
用
常用漢字
小2
部首:⽤
5画
“用”を含む語句
入用
費用
作用
不用
用達
用意
使用
用立
信用
雑用
要用
御入用
所用
用事
小用
御用
胸算用
御用達
御用聞
採用
...