“随”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方(ふりがな)割合
したが54.5%
34.0%
したがっ2.7%
ずい1.5%
した1.2%
つい0.9%
まか0.9%
したがつ0.6%
したご0.6%
まま0.6%
(他:8)2.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“随”を含む作品のジャンル比率
文学 > 中国文学 > 小説 物語17.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語5.8%
文学 > 日本文学 > 日本文学4.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
そうして余の頭をかすめてる心の波紋はもんは、したがっておこるかと思えばしたがって消えてしまった。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
しかれども諸番国しょばんこくの使者したがって朝見し、各々おのおのその方物ほうぶつこうす。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
私はちやうど籠球部へ籍を入れて四日目だつたが、指導選手のあとにのこのこいて行つて、夕陽丘の校門をくぐつたのである。
木の都 (新字旧仮名) / 織田作之助(著)
紳士がインバネスの小脇こわきに抱え直したステッキのさきで弾かれるのを危がりながら、後に細身の青年がいていた。
母子叙情 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
したがって案外にも外国品を需用じゅようするの力あるにぞ、外国人も貿易の一点に注意ちゅういすることとりたれども
したがって人に見せられるようなものになるやら、世に公にせられるようなものになるやら分らない。
ヰタ・セクスアリス (新字新仮名) / 森鴎外(著)
殿中ずい一の雷おやじとして怖がられている大目附近藤相模守茂郷しげさとが、そこへ来かかっているのだ。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
ことに、山城守は、おのが部下のずい一を斬って逃げて、その後も、自分を愚弄ぐろうするがごとき神尾喬之助の態度に、躍起やっきとなっている。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
自分はきまりの悪い顔をして父のあとしたがった。父はすぐうしろをふり向いた。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
それまではお勢の言動に一々目をけて、その狂うこころあとしたいながら、我もこころを狂わしていた文三もここに至ってたちまち道を失って暫く思念のあゆみとどめた。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
機に臨んで要領を得ないような挙動ようすをやられるので始終ハラハラした心持でついてゆくのであった。
誘拐者 (新字新仮名) / 山下利三郎(著)
「なぁについで行ぐごたんす。どうがお願ぁ申さんすぢゃ。」お父さんは笑っておじぎをしました。
ひかりの素足 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
声を放つて漁夫の詞を誦して、素髪風にまかせて揚げ遠心雲と与に遊ぶといふに至つて、立つて舞はんと欲しぬ。
鼠頭魚釣り (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
よしそれとても、棄身すてみの私、ただ最惜いとおしさ、可愛さに、気の狂い、心の乱れるにまかせましても、覚悟の上なら私一人、自分の身はいといはしませぬ。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
したがつて役人等も遲く出て早く引くやうになつた。
栗山大膳 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
俗界ぞくかいける小説せうせつ勢力せいりよくくのごとだいなればしたがつ小説家せうせつかすなはいま所謂いはゆる文学者ぶんがくしやのチヤホヤせらるゝは人気じんき役者やくしやものかづならず。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)
それがために紅い丸は気にしたごうて喉に入り、かくかくという響をさした。
嬌娜 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
南の島に行くにしたごうて、隠れ岩にはしだいに花やかな彩色を加えるようだが、鷲崎の湊のあたりには冷たい潮が通うためか、藻の緑はことに深く、かつ葉の広い北海の種類が多かった。
雪国の春 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
当座四五日は例の老人の顔を見る毎に嘆息而已のみしていたが、それも向う境界きょうがいに移る習いとかで、日を経るままに苦にもならなく成る。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
その癖お勢が帰塾した当坐両三日は、百年の相識に別れた如くなにとなく心さびしかッたが……それも日数ひかずままに忘れてしまッたのに
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
——玉鼠ギョクソ金虎キンコシタガッテ、奸雄一タンマン。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
別ノ調度ナク、身ニシタガウノ衣食、コトゴトク官ニ仰ゲリ。
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
其は、寺方が、理分でおざるがや。おおしたがいなされねばならぬ。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
そして宗鑑におこりをわずらわせ、それより近衛このえ公をして、宗鑑が姿を見れば餓鬼つばた、の佳謔かぎゃくを発せしめ、しがたって宗鑑に、飲まんとすれど夏の沢水、の妙句を附けさせ
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
しこうして余が本校に望む所、又したがいて大なり。
祝東京専門学校之開校 (新字新仮名) / 小野梓(著)
しかるに国にっては、ちょうどわがくに上方かみがたで奈良の水取みずとりといって春の初めにかえって冷ゆるごとく、暖気一たび到ってまた急に寒くなる事あり。
凡隊中修業シユウギヤウ分課ブンクハ 政‐法セイホウ 火‐技クハギ 航‐海カウカイ 滊‐機キキ 語‐学ゴガク等ノ如キ 其志ニシタガウトル 互ニ相勉励ベンレイ 敢テ或ハオコタルコト勿レ
海援隊約規 (新字旧仮名) / 坂本竜馬(著)
ツネ帆影ハンエイシタガヒリ 遠ク長天ノ勢ヒニ接ス
武者窓日記 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)