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跟
ふりがな文庫
“跟”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つ
96.0%
あと
2.5%
よろ
0.6%
したが
0.3%
つい
0.3%
かかと
0.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つ
(逆引き)
それをとりまく少年たちは、いずれも真面目な心配を顔に現して、惨めな靴をのぞき込みつつ、大股に
跟
(
つ
)
いて歩いて来るのであった。
石油の都バクーへ
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
跟(つ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
あと
(逆引き)
さうすると
麥
(
むき
)
を
刈
(
か
)
つた
跟
(
あと
)
の
菽
(
まめ
)
や
陸穗
(
をかぼ
)
が
渇
(
かつ
)
した
口
(
くち
)
へ
冷
(
つめ
)
たい
水
(
みづ
)
を
獲
(
え
)
た
樣
(
やう
)
に
勢
(
いきほひ
)
づいて、四五
日
(
にち
)
の
内
(
うち
)
に
青
(
あを
)
い
葉
(
は
)
を
以
(
もつ
)
て
畑
(
はたけ
)
の
土
(
つち
)
が
寸隙
(
すんげき
)
もなく
掩
(
おほ
)
はれる。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
跟(あと)の例文をもっと
(9作品)
見る
よろ
(逆引き)
腰を
蹴
(
け
)
放されて、泳ぐように
陣幕
(
とばり
)
のうちへ
跟
(
よろ
)
け込んだ丑蔵は、相木熊楠の厳しい眉を仰ぐと、あわてて逃げかけた。
篝火の女
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
跟(よろ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
したが
(逆引き)
われはこの
生客
(
せいかく
)
の前にて、我身の上の大事を語らるゝを喜ばねど、二人は親しき友なるべければと自ら思ひのどめて、遲れ
勝
(
がち
)
に
跟
(
したが
)
ひ行きぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
跟(したが)の例文をもっと
(1作品)
見る
つい
(逆引き)
當日
(
たうじつ
)
は
白
(
しろ
)
い
狩衣
(
かりぎぬ
)
の
神官
(
しんくわん
)
が
獨
(
ひとり
)
で
氏子
(
うぢこ
)
の
總代
(
そうだい
)
といふのが四五
人
(
にん
)
、
極
(
きま
)
りの
惡相
(
わるさう
)
な
容子
(
ようす
)
で
後
(
あと
)
へ
跟
(
つい
)
て
馬場先
(
ばゞさき
)
を
進
(
すゝ
)
んで
行
(
い
)
つた。一
人
(
にん
)
は
農具
(
のうぐ
)
の
箕
(
み
)
を
持
(
も
)
つて
居
(
ゐ
)
る。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
跟(つい)の例文をもっと
(1作品)
見る
かかと
(逆引き)
昔の長毛はキチンとした
紅緞子
(
べにどんす
)
で頭を包み、後ろの方へ下げてずっと後ろの方へ下げて、脚の
跟
(
かかと
)
の方まで下げた。王様は
黄緞子
(
きどんす
)
でこれも後ろへ下げていた。
風波
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
跟(かかと)の例文をもっと
(1作品)
見る
跟
漢検1級
部首:⾜
13画
“跟”を含む語句
跟随
蹌跟
其跟
刀跟
後跟
血跟
跟尾
跟跡
跟蹌
“跟”のふりがなが多い著者
野村胡堂
中里介山
夢野久作
夏目漱石
石川啄木
山本周五郎
田中貢太郎
佐々木邦
泉鏡花
有島武郎