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麥
ふりがな文庫
“麥”のいろいろな読み方と例文
新字:
麦
読み方
割合
むぎ
90.9%
むき
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むぎ
(逆引き)
雜木林
(
ざふきばやし
)
の
間
(
あひだ
)
には
又
(
また
)
芒
(
すゝき
)
の
硬直
(
かうちよく
)
な
葉
(
は
)
が
空
(
そら
)
を
刺
(
さ
)
さうとして
立
(
た
)
つ。
其
(
その
)
麥
(
むぎ
)
や
芒
(
すゝき
)
の
下
(
した
)
に
居
(
きよ
)
を
求
(
もと
)
める
雲雀
(
ひばり
)
が
時々
(
とき/″\
)
空
(
そら
)
を
占
(
し
)
めて
春
(
はる
)
が
深
(
ふ
)
けたと
喚
(
よ
)
びかける。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
麥
(
むぎ
)
一箱、いゑのいも(
里芋
(
さといも
)
)一
籠
(
かご
)
、うり一籠、
旁
(
はた
)
の
物
(
もの
)
、六月三日に給ひ候ひしを、今迄御返事申候はざりし事
恐入
(
おそれいり
)
候
(
さふらふ
)
。
尼たちへの消息:――よく生きよとの――
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
麥(むぎ)の例文をもっと
(10作品)
見る
むき
(逆引き)
さうすると
麥
(
むき
)
を
刈
(
か
)
つた
跟
(
あと
)
の
菽
(
まめ
)
や
陸穗
(
をかぼ
)
が
渇
(
かつ
)
した
口
(
くち
)
へ
冷
(
つめ
)
たい
水
(
みづ
)
を
獲
(
え
)
た
樣
(
やう
)
に
勢
(
いきほひ
)
づいて、四五
日
(
にち
)
の
内
(
うち
)
に
青
(
あを
)
い
葉
(
は
)
を
以
(
もつ
)
て
畑
(
はたけ
)
の
土
(
つち
)
が
寸隙
(
すんげき
)
もなく
掩
(
おほ
)
はれる。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
暑
(
あつ
)
い
日
(
ひ
)
の
刺戟
(
しげき
)
が
驚
(
おどろ
)
くべき
活動力
(
くわつどうりよく
)
を
百姓
(
ひやくしやう
)
の
手足
(
てあし
)
に
與
(
あた
)
へる。
百姓
(
ひやくしやう
)
は
馬
(
うま
)
や
荷車
(
にぐるま
)
を
駈
(
か
)
つて
刈
(
か
)
り
倒
(
たふ
)
した
麥
(
むき
)
をせつせと
運
(
はこ
)
ぶ。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
麥(むき)の例文をもっと
(1作品)
見る
麥
部首:⿆
11画
“麥”を含む語句
麥酒
蕎麥掻
麥稈
燕麥
麥畠
麥打
挽割麥
蕎麥
蕎麥屋
夜鷹蕎麥
麥藁帽
麥藁
麥藁帽子
蕎麥粉
蕎麥畑
麥飯
麥生
麥畑
麥原
麥搗歌
...
“麥”のふりがなが多い著者
薄田淳介
押川春浪
作者不詳
泉鏡太郎
国木田独歩
長塚節
上田敏
島崎藤村
薄田泣菫
長谷川時雨