“菽”の読み方と例文
読み方割合
まめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さうするとむきつたあとまめ陸穗をかぼかつしたくちつめたいみづやういきほひづいて、四五にちうちあをもつはたけつち寸隙すんげきもなくおほはれる。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
左岸の農夫もまめを種ゑ、右岸の農夫も菽を作つた。然るに秋水大に漲つて左岸の堤防は決潰し、左岸の堤防の決潰した爲に右岸の堤防は決潰を免れたといふ事實が有る。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
月代つきしろや煮仕舞たる馬のまめ 広房
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)