“荷車”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にぐるま96.4%
くるま3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、あたりはしずかであって、ただ、とおまちかどがる荷車にぐるまのわだちのおとが、ゆめのようにながれてこえてくるばかりであります。
花と人の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
けれども、それが荷車にぐるまにつまれて、馬にひかれて、森を出ていくとき、もみの木はこうひとりごとをいって、ふしぎがっていました。
いつも物置ものおきうしろの、きたな小舎こやなかにばかりゐたぶたが、荷車くるまにのせられました。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)