“荷馬車”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にばしゃ73.3%
にばしや13.3%
アルパー6.7%
ホースドロウヴァシ6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やぐらのっているまちもありました。また、荷馬車にばしゃがガラガラと夕暮ゆうぐがたはまほうかえってゆくのにもあいました。
宝石商 (新字新仮名) / 小川未明(著)
荷馬車にばしや土方どかた怒鳴どなられる——そのあひだに帽子は風の方向に走つてゆく。かう言ふ人は割合に帽子を手に入れる。
拊掌談 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
市長就任式の行列プロセッションが新市長と官飾デコレーションを連れ忘れただけだ。ランカシヤの工服を着た象牙画ミニヤチュアのやうな少女が荷馬車ホースドロウヴァシの上で笑顔をつくつて叫ぶ。
英国メーデーの記 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)