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荷馬
ふりがな文庫
“荷馬”の読み方と例文
読み方
割合
にうま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にうま
(逆引き)
荷馬
(
にうま
)
の口へ結びつけた
秣桶
(
まぐさおけ
)
から
麦殻
(
むぎから
)
のこぼれ落ちるのを何処から迷って来たのか痩せた鶏が一、二羽、馬の脚の間をば恐る恐る歩きながら
啄
(
ついば
)
んでいた。
夏の町
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
この頃の日盛りに近所の
問屋
(
とひや
)
へ
荷役
(
にやく
)
に来る
馬子
(
まご
)
が、
荷馬
(
にうま
)
をその夫人の
住居
(
すまゐ
)
の格子戸に繋いでおく事がよくある。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
そうして馬の背の上に、梅鉢の紋らしいのが見えるところによって見れば、これは、やはりこの街道の神様である加州家に
縁
(
ちなみ
)
のある
荷馬
(
にうま
)
であることも
推測
(
おしはか
)
られます。
大菩薩峠:18 安房の国の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
荷馬(にうま)の例文をもっと
(6作品)
見る
“荷馬(駄賃馬稼)”の解説
駄賃馬稼(だちんうまかせぎ)とは、近代以前の日本において馬の背中に貨物や人を乗せて輸送に従事する職業のこと。この職業に従事する人を馬借(ばしゃく)あるいは馬子(まご)、使用された馬を駄馬(だば)あるいは稼馬(かせぎうま)・荷馬(にうま)、輸送料金を駄賃(だちん)と称した。
(出典:Wikipedia)
荷
常用漢字
小3
部首:⾋
10画
馬
常用漢字
小2
部首:⾺
10画
“荷馬”の関連語
馬子
駄賃
“荷馬”で始まる語句
荷馬車
荷馬車曳
検索の候補
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荷馬車曳
荷駄馬
小荷駄馬
馬附之荷物積所
“荷馬”のふりがなが多い著者
河口慧海
槙本楠郎
中里介山
薄田泣菫
吉川英治
永井荷風