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駄賃
ふりがな文庫
“駄賃”の読み方と例文
読み方
割合
だちん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だちん
(逆引き)
女房も女房
也
(
なり
)
亭主も亭主也、
男女同権也
(
どだんじようけんなり
)
、
五穀豊穣也
(
ごこくほうじようなり
)
、三
銭均一也
(
せんきんいつなり
)
。これで女房が車から
下
(
お
)
りて、アイと
駄賃
(
だちん
)
を亭主に渡せば
完璧々々
(
くわんぺき/\/\
)
もゝはがき
(新字旧仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
九 菊池
弥之助
(
やのすけ
)
という老人は若きころ
駄賃
(
だちん
)
を業とせり。笛の名人にて
夜通
(
よどお
)
しに馬を追いて行く時などは、よく笛を吹きながら行きたり。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
老人は私の手を
仔細
(
しさい
)
ありげに見、そしてまた喚きたてた、「預かり賃を出せばべつだってえがね、日ぎめで
駄賃
(
だちん
)
をやって預けておっか」
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
駄賃(だちん)の例文をもっと
(38作品)
見る
“駄賃(駄賃馬稼)”の解説
駄賃馬稼(だちんうまかせぎ)とは、近代以前の日本において馬の背中に貨物や人を乗せて輸送に従事する職業のこと。この職業に従事する人を馬借(ばしゃく)あるいは馬子(まご)、使用された馬を駄馬(だば)あるいは稼馬(かせぎうま)・荷馬(にうま)、輸送料金を駄賃(だちん)と称した。
(出典:Wikipedia)
駄
常用漢字
中学
部首:⾺
14画
賃
常用漢字
小6
部首:⾙
13画
“駄賃”の関連語
馬子
荷馬
“駄賃”で始まる語句
駄賃附
駄賃馬
駄賃金
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“駄賃”のふりがなが多い著者
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