“浜”のいろいろな読み方と例文
旧字:濱
読み方割合
はま93.2%
ひん4.1%
ハマ1.4%
ほとり1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「叔父(おじ)さんの家(いえ)は、ここから二十里(り)もあちらの浜(はま)なんだ。たいだの、さばだの網(あみ)にかかってくるって、僕(ぼく)のお父(とう)さんが、いった。」
海が呼んだ話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
北海に浜(ひん)する国にとりては敵国の艦隊よりも恐るべき砂丘(すなやま)は、戦闘艦ならずして緑の樅の林をもって、ここにみごとに撃退されたのであります。
轟々(ごうごう)の音をたてて走る。イマハ山中(ヤマナカ)、イマハ浜(ハマ)、イマハ鉄橋、ワタルゾト思ウ間モナクトンネルノ、闇ヲトオッテ広野(ヒロノ)ハラ、どんどん過ぎて、ああ、過ぎて行く。
鴎 (新字新仮名) / 太宰治(著)
(憶ふ昔し曾て曲水の浜(ほとり)に遊ぶや、未だ春ならざるに長(とこし)へに春を探るの人有りしに、春に遊ぶの人尽きて空く池在り、直ちに春の深きに至りて春に似ず。)
閑人詩話 (新字旧仮名) / 河上肇(著)