“小浜”のいろいろな読み方と例文
旧字:小濱
読み方割合
おばま50.0%
こはま21.4%
をばま21.4%
ヲハマ7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
否、更に熊本から海をわたつて、島原半島の小浜おばま、雲仙岳あたりの温泉あたりまで行くことが出来るやうになるに相違なかつた。
女の温泉 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
「それがですね、塩田大尉」と、小浜こはまという姓の兵曹長が、達磨だるまのように頬ひげをったあとの青々しいたくましい顔をあげていいました。
怪塔王 (新字新仮名) / 海野十三(著)
自分は帰りの便船を待つべき三日間をば尚少もすこし遠く尚少し離れた処に送りたいと思ひ、ホテルの案内書をたよりにして島原の小浜をばまと云ふ海岸に赴いたのである。
海洋の旅 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
大崎の神の小浜ヲハマは狭けれど、百舟人モヽフナビトも 過ぐと言はなくに
相聞の発達 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)