怪老人怪塔王という不思議な顔をした人が、いつごろから居たのか、それは誰も知りません。 一彦とミチ子の兄妹が、その怪塔王をはじめてみたのは、ついこの夏のはじめでありました。 そこは千葉県の九十九里浜というたいへん長い海べりでありました。一彦は …
| 著者 | 海野十三 |
| ジャンル | 文学 > 日本文学 > 小説 物語 |
| 初出 | 「東日本小学生新聞」東京日日新聞社、1938(昭和13)年4月8日~12月4日 |
| 文字種別 | 新字新仮名 |
| 読書目安時間 | 約5時間35分(500文字/分) |
| 朗読目安時間 | 約9時間18分(300文字/分) |