“巴投”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ともえな60.0%
ともえなげ20.0%
ともゑな20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると運わるく石塊につまずいた。そしてッという間もなく、身体は巴投ともえなげをくったように丁度一廻転してドタンと石畳の上にほうりだされた。
棺桶の花嫁 (新字新仮名) / 海野十三(著)
と、あざやかな巴投ともえなげで、相手の体を水車のように投げとばしました。
怪塔王 (新字新仮名) / 海野十三(著)
君はそれ程強くはないが粘りつこいので誰よりも手剛てごはい感じだと、さう言つてめたと思ふと、彼独得のえた巴投ともゑなげの妙技を喰はして、道場の真中に私を投げた。
途上 (新字旧仮名) / 嘉村礒多(著)