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手剛
ふりがな文庫
“手剛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
てごわ
86.8%
てごは
13.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てごわ
(逆引き)
あとの敵の方が
手剛
(
てごわ
)
いと見たからである。何分にも芒が深いので、それが
眼口
(
めくち
)
を打ち、手足に絡んで、思うように働くことが出来ない。
半七捕物帳:55 かむろ蛇
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
これは容易ならぬ
手剛
(
てごわ
)
い相手ですが、運の好いことに、砧の弟某は左京の組下で、いろいろのことで恩を着せております。
奇談クラブ〔戦後版〕:02 左京の恋
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
手剛(てごわ)の例文をもっと
(33作品)
見る
てごは
(逆引き)
其時四郎左衛門が出て、備中組の
手剛
(
てごは
)
い相手数人に勝つた。伊木は喜んで、自分の乗つて来た馬を四郎左衛門に与へた。
津下四郎左衛門
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
君はそれ程強くはないが粘りつこいので誰よりも
手剛
(
てごは
)
い感じだと、さう言つて
褒
(
ほ
)
めたと思ふと、彼独得の
冴
(
さ
)
えた
巴投
(
ともゑな
)
げの妙技を喰はして、道場の真中に私を投げた。
途上
(新字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
手剛(てごは)の例文をもっと
(5作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
剛
常用漢字
中学
部首:⼑
10画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭
検索の候補
金剛手菩薩
“手剛”のふりがなが多い著者
本庄陸男
嘉村礒多
徳冨蘆花
中里介山
甲賀三郎
ロマン・ロラン
小山清
太宰治
夢野久作
木暮理太郎