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眼口
ふりがな文庫
“眼口”の読み方と例文
読み方
割合
めくち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
めくち
(逆引き)
あとの敵の方が
手剛
(
てごわ
)
いと見たからである。何分にも芒が深いので、それが
眼口
(
めくち
)
を打ち、手足に絡んで、思うように働くことが出来ない。
半七捕物帳:55 かむろ蛇
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
それが
膨
(
ふく
)
れると
自然
(
しぜん
)
と
達磨
(
だるま
)
の
恰好
(
かつかう
)
になつて、
好加減
(
いゝかげん
)
な
所
(
ところ
)
に
眼口
(
めくち
)
迄
(
まで
)
墨
(
すみ
)
で
書
(
か
)
いてあるのに
宗助
(
そうすけ
)
は
感心
(
かんしん
)
した。
其上
(
そのうへ
)
一度
(
いちど
)
息
(
いき
)
を
入
(
い
)
れると、
何時
(
いつ
)
迄
(
まで
)
も
膨
(
ふく
)
れてゐる。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
夫
(
をつと
)
は
簑笠
(
みのかさ
)
を吹とられ、
妻
(
つま
)
は
帽子
(
ばうし
)
を
吹
(
ふき
)
ちぎられ、
髪
(
かみ
)
も吹みだされ、
咄嗟
(
あはや
)
といふ
間
(
ま
)
に
眼口
(
めくち
)
襟袖
(
えりそで
)
はさら也、
裾
(
すそ
)
へも雪を吹いれ、
全身
(
ぜんしん
)
凍
(
こゞえ
)
呼吸
(
こきう
)
迫
(
せま
)
り
半身
(
はんしん
)
は
已
(
すで
)
に雪に
埋
(
う
)
められしが
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
眼口(めくち)の例文をもっと
(11作品)
見る
眼
常用漢字
小5
部首:⽬
11画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
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眼鏡
眼前
眼瞼
眼差
眼窩
眼球
眼眸
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