“眼窩”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
がんか75.0%
がんくわ6.8%
めくぼ4.5%
めのあな4.5%
めのくぼ4.5%
めあな2.3%
めつぼ2.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“眼窩”を含む作品のジャンル比率
文学 > 英米文学 > 小説 物語(児童)10.5%
文学 > 英米文学 > 小説 物語3.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
そこで両手をひろげ、かすかな光線でもとらえようと思って眼を眼窩がんかから突き出すようにしながら、注意深く前へ動いた。
落穴と振子 (新字新仮名) / エドガー・アラン・ポー(著)
額越しに見るというあの見方で、金兵衛を睨み付けているところから、落ちくぼんだ眼窩がんか一帯が、陰をなして暗くなっていた。
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
大阪屋は、凹んだ眼窩がんくわの底に青白く光る目を、ぢつとおきみの面に注いでゐたが、やがておきみを無理に立たして座敷から廊下へ引き出した。
天国の記録 (旧字旧仮名) / 下村千秋(著)
鼻は尖つて、干からびた顔の皮は紙のやうになつて、深く陥つた、周囲まはりの輪廓のはつきりしてゐる眼窩がんくわは、上下うえしたの瞼が合はないので、狭い隙間をあらはしてゐる。
板ばさみ (新字旧仮名) / オイゲン・チリコフ(著)
だが時々眼窩めくぼの奥に、刃物のように光っている眼を、野の一方に押し据えて、じっと何かを見るようにした。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
ひたいは高く、眼窩めくぼは大きく、眼にはもう光がなかった。
国際殺人団の崩壊 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そして、三人のうちの一人が、その目を或る時間の間使うと、それを眼窩めのあなからはずして、次の番に当った姉妹きょうだいの一人に渡す。
そして、彼等がだんだん近づいて来るのを見ると、彼等のうちの二人は、そのひたいのまん中に、からっぽの眼窩めのあなだけがあいているのでした。
往還に眼窩めのくぼふかき子は立てりほろほろとかは直土ひたつちの照り
海阪 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
アイヌの眼窩めのくぼは深い。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
眼窩めあなたまなき指輪に似たりき、OMOオモを人の顏に讀む者Mエムメをさだかに認めしなるべし 三一—三三
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
くぼんだ眼窩めつぼの底に陰翳くもりのない眼が光ツて、見るからに男らしい顔立かほだての、年齢としは二十六七でがなあらう。
漂泊 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)