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眼窩
ふりがな文庫
“眼窩”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
がんか
78.8%
がんくわ
5.8%
めのあな
3.8%
めくぼ
3.8%
めのくぼ
3.8%
めあな
1.9%
めつぼ
1.9%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がんか
(逆引き)
それだのにどうだろう、右の一眼は、
盲
(
めし
)
いたままになっているではないか。
眼窩
(
がんか
)
は
洞然
(
ほこらぜん
)
と開いているが、眼球が失われているのである。
生死卍巴
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
眼窩(がんか)の例文をもっと
(41作品)
見る
がんくわ
(逆引き)
迫り來る
饑
(
ひも
)
じさにグウ/\鳴る腹の蟲を耐へて澁面つくつた若者や、腰掛の上に仰向けになつてゐる
眼窩
(
がんくわ
)
の落窪んだ骸骨のやうなよぼ/\の老人や
崖の下
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
眼窩(がんくわ)の例文をもっと
(3作品)
見る
めのあな
(逆引き)
そして、彼等がだんだん近づいて来るのを見ると、彼等のうちの二人は、その
額
(
ひたい
)
のまん中に、
空
(
から
)
っぽの
眼窩
(
めのあな
)
だけがあいているのでした。
ワンダ・ブック――少年・少女のために――
(新字新仮名)
/
ナサニエル・ホーソーン
(著)
眼窩(めのあな)の例文をもっと
(2作品)
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めくぼ
(逆引き)
だが時々
眼窩
(
めくぼ
)
の奥に、刃物のように光っている眼を、野の一方に押し据えて、じっと何かを見るようにした。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
眼窩(めくぼ)の例文をもっと
(2作品)
見る
めのくぼ
(逆引き)
アイヌは
蘩蔞
(
はこべ
)
で頭を、土で身体を、柳で背骨を創られた。とまたいわれている。アイヌの
眼窩
(
めのくぼ
)
は深い。頭髪が深い。神々の髪の毛の人として彼らはその美髪を
矜
(
ほこ
)
っている。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
眼窩(めのくぼ)の例文をもっと
(2作品)
見る
めあな
(逆引き)
眼窩
(
めあな
)
は
珠
(
たま
)
なき指輪に似たりき、
OMO
(
オモ
)
を人の顏に讀む者
M
(
エムメ
)
をさだかに認めしなるべし 三一—三三
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
眼窩(めあな)の例文をもっと
(1作品)
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めつぼ
(逆引き)
蟇の如く胡坐をかいた男は、
紙莨
(
たばこ
)
の煙をゆるやかに吹いて、静かに海を眺めて居る。
凹
(
くぼ
)
んだ
眼窩
(
めつぼ
)
の底に
陰翳
(
くもり
)
のない眼が光ツて、見るからに男らしい
顔立
(
かほだて
)
の、
年齢
(
とし
)
は二十六七でがなあらう。
漂泊
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
眼窩(めつぼ)の例文をもっと
(1作品)
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“眼窩”の意味
《名詞》
頭蓋骨の前面にある眼球が入っているあな。
(出典:Wiktionary)
“眼窩”の解説
眼窩(がんか、en: orbit、de: Orbita、la: Orbita)は、眼球の収まる頭蓋骨のくぼみを指す。哺乳類の眼窩は不完全に眼球を覆うものが多いが、霊長目の眼窩は完全に眼球を取り巻くのが著しい特徴となっている。また、眼窩に視神経孔を伴うのは哺乳類の特徴とされている。
(出典:Wikipedia)
眼
常用漢字
小5
部首:⽬
11画
窩
漢検1級
部首:⽳
14画
“眼”で始まる語句
眼
眼鏡
眼前
眼瞼
眼差
眼球
眼眸
眼色
眼覚
眼力
検索の候補
上眼窩弓
“眼窩”のふりがなが多い著者
嘉村礒多
ヴィクトル・ユゴー
エドガー・アラン・ポー
下村千秋
アリギエリ・ダンテ
壺井栄
梅崎春生
江戸川乱歩
大阪圭吉
小栗虫太郎