“眼覚”のいろいろな読み方と例文
旧字:眼覺
読み方割合
めざ59.3%
めざま18.5%
めさ11.1%
めざまし11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし生きそして愛する本能が眼覚めざめた今となっては、彼女はどうすることもできなかった。その本能のほうが彼女より強かった。
ああ見えても、生まれつき神経の太いアイルランド人が多いせいか、いざとなるとなかなか眼覚めざましい活躍をやるのである。
チャアリイは何処にいる (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
「ええひどい蚊だ」ひざのあたりをはたとてり。この音にや驚きけん、馭者は眼覚めさまして、あくびまじりに
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「そうか。起すには起し方があるのだ。三人のまくら元で、刀を合わして音を聞かせろ」妙な眼覚めざまし時計だが、とにかく、こいつをやったのだろう。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)