“眼色”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
めいろ55.6%
めつき25.9%
めざし7.4%
がんしょく3.7%
がんしよく3.7%
まなざし3.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“眼色”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語(児童)7.7%
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語3.2%
文学 > フランス文学 > 小説 物語1.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
こう龍太郎がいってふところの独楽こまをだしてみせると、蛾次郎は飛びつきそうな眼色めいろをして、
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その眼色めいろ……当時眼鏡はかけておりませんでしたが……ギロリと光る眼をきっと見据えまして、
水晶の栓 (新字新仮名) / モーリス・ルブラン(著)
と、ポチも忽ち身をくねらせて、横飛にヒョイと飛んで駈出すかと思うと、立止って、私のかおを看て滑稽おどけ眼色めつきをする。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
母親は息子むすこのこのごろどうかしているのをそれとなく感じて時々心を読もうとするような眼色めつきをして、ジッと清三の顔を見つめることがある。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
月を浴びてものすごきまで美しき女の顔を、無遠慮に打ちながめたる渠の眼色めざしは、ひそめる眉の下より異彩を放てり。
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
白糸の眼色めざしはその精神の全力をあつめたるかと覚しきばかりの光を帯びて、病めるに似たる水のおもたり。
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
こうを渡る時、蛟竜こうりょう船を追う、舟中しゅうちゅうの人皆おそる、天を仰いで、嘆じていわく、我めいを天にく、力を尽して、万民を労す、生は寄なり、死は帰なりと、りょうを見る事、蜿蜓えんていの如く、眼色がんしょく変ぜず、竜こうべし尾をれて、のがる。
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
嘆じていはく、われめいを天にく、力を尽して、万民を労す、生はなり、死はなりと、りようを見る事、蜿蜓えんていの如く、眼色がんしよくへんぜず
母となる (新字旧仮名) / 福田英子(著)
その眼色まなざしうらみきつさきあらはして、男の面上を貫かんとやうにきびしく見据ゑたり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
貫一は轟く胸を推鎮おししづめても、なほ眼色まなざしの燃ゆるが如きを、両個ふたりが顔にせはしく注ぎて、
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)