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眼色
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まなざし
ふりがな文庫
“
眼色
(
まなざし
)” の例文
独
(
ひと
)
り宮のみは騒げる
体
(
てい
)
も無くて、その
清
(
すずし
)
き
眼色
(
まなざし
)
はさしもの金剛石と光を争はんやうに、
用意深
(
たしなみふか
)
く、
心様
(
こころざま
)
も
幽
(
ゆかし
)
く振舞へるを、崇拝者は益々
懽
(
よろこ
)
びて、我等の慕ひ参らする
効
(
かひ
)
はあるよ
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
高き鼻に
鼈甲縁
(
べつこうぶち
)
の眼鏡を
挿
(
はさ
)
みて、
稜
(
かど
)
ある
眼色
(
まなざし
)
は見る物毎に恨あるが如し。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
その
眼色
(
まなざし
)
は
怨
(
うらみ
)
の
鋩
(
きつさき
)
を
露
(
あらは
)
して、男の面上を貫かんとやうに
緊
(
きびし
)
く見据ゑたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
眼
常用漢字
小5
部首:⽬
11画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
“眼色”で始まる語句
眼色凄